外来・診療科目
消化器内科・胃腸科
治療方針
消化器内科・胃腸科(胃・大腸センター)は、消化管疾患の診断、治療を行うために、内視鏡検査室と通常の診察室を統合しました。診断と同時に、投薬加療、紹介等が迅速に行うことができます。特に、最近増加している大腸がん及び炎症性腸疾患の診療に重点をおき、無痛性の大腸内視鏡検査を広く普及させることにより、地域の住民および広く県民の健康に寄与します。
診察予約は電話で行えます。診察予約日に上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が可能なことがあります。
肝疾患・膵疾患も対応しています。

主な診察内容
食道・胃・大腸がんの早期発見:内視鏡検査(カメラ)
1. 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ):食道・胃・十二指腸がん診断
・検診・スクリーニング検査では、 経口内視鏡、 あるいは細径経口内視鏡で行います。
・精査の方は、 高解像、 拡大、 NBIなどの画像強調観察により行います。
・苦痛の強い人には、 鎮静下(眠っている間に行う)で行うこともあります。
・ピロリ感染胃炎と言われたことのある方(治療済の方も)は、定期的に受けてください。
2. 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ):大腸がん診断
血便、 便が細くなる、腹痛のある方、便潜血検査陽性の方は是非検査を受けましょう。症状がない方でも60歳までに一度は、 大腸カメラを受けましょう。
苦痛の強い人には、 鎮静下(眠っている間に行う)で行うこともあります。
対象となる疾患
1. 上部消化管疾患
逆流性食道炎、食道通過障害をきたす病変
胃・十二指腸潰瘍、機能性胃ディスペプシアFD(胃痛・胃もたれなど)
ピロリ感染胃炎(慢性萎縮性胃炎)の診断・治療
2. 大腸疾患
炎症性腸疾患IBD(演艇性大腸炎・クローン病):5·ASA、ステロイド薬、血球成分除去療法、抗TNF·a剤、抗a487インテグリン剤、JAK阻害剤などの治療が可能です。過敏性腸症候群IBS、便通異常(便秘・下痢)
胃・食道疾患
1. 逆流性食道炎(胸焼け・呑酸)の診断・治療
2. 胃・十二指腸潰瘍の診断・治療
3. 機能性胃ディスペプシアFD(胃痛、胃もたれ感等)の診断・治療
4. ピロリ菌感染の診断・除菌治療
大腸疾患
1. IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)の診断・治療
・血球除去療法、抗TNF-α治療、JAK阻害剤、抗α4β7インテグリン等が可能です。
2. IBS(過敏性腸症候群)、便通異常(下痢・便秘)、慢性腹痛等の診断・治療